いかんともしがたい日々

一晩明けてもまだ信じられない。


彼の日記より

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そして、ここを読んでくれてるみんな、

病気や寿命は仕方ないけど、事故はダメだからね、こんな想い、皆したくないでしょ。
世の中、危険がいっぱいだから、目を見開いて、頭をフル回転させて、想像力を常にもって、自転車に乗り、単車に乗り、山を滑ろうね。

そして、旅立った彼の分まで、自転車乗りましょう。

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彼の想いが伝わってきます。
病気でも仕方ないことないさ。
まだまだ話すことあったのに。

２００７年の２月の画像。もう５年も経つんだね。

信じられない。
久々の更新がこのような内容になっていしまいました。

ひとりの友人が今日、突然亡くなりました。
毎日ブログを更新するヤツでした。
スキーを通じて知り合い、このごろは自転車に傾倒していましたが、
その後も、ずっと飲み友達でした。
お互い同い年。そして若い頃は単車乗り。
スキーやその他のことでも、酒のツマミになる話題は共通するものが多かった。
色々うんちくをいいながら酒を燃料にして熱く語り合いました。

いろいろ文句も多いヤツだったし、
時には理屈っぽいヤツだったから意地悪したこともあったけど。。。
冬に入ってそろそろ連絡つけて飲もうと思っていたのに。

若すぎるよ。急すぎるよ。
また焼き鳥で安酒飲もうな。
先に店入って待ってんからな。

早いもので、あっという間に夏になりました。
色々生活環境が変ったこともありますが、時の経つスピードが年々早くなっているような気がします。
この頃はというと、札幌から抜け出して、地方で景色のいいところに出向き、写真を撮ったり、新鮮な空気を楽しんだり、美味しいものを食べたり、リフレッシュしています。

この頃のマイブーム(言い方が古い(笑))クルマでまわっても味気ないので、現地で自転車で走り回っています。いま、流行りの高級自転車ではなく、Amazonで買った安物の折り畳み自転車(^^)

風を感じながら、ゆっくり走っていると本当に北海道にいて良かったと感じてます。

人間関係については、自分自身の我が儘や、優しく出来なかったことで、大切な人達を傷つけてしまったと後悔しています。

また、それによって、色んなものも失ってしまったとも身に染みて感じています。

心配してくれた皆さん、申し訳ありませんでした。

でも前向きに考えていかなきゃ、なにも進まない。

人生も折り返し地点を越えて、ゴールに近いところまで来ているのかもしれません。

残された時間、有意義に過ごしていきたい。

これからは、スキーやコンサだけでなく、大好きなこの北海道について、もっと、もっと深く付き合っていきたいと思っています。

appleの会長が亡くなった。
彼の功績はあまりにも大きいと思う。
僕の生活も、Macintoshが自宅に来たときから大きく様変わりしたと思うし、その後の彼の産み出したものは、生活を変えていった。

前から書こうと思っていたのは実は彼のことではなく、現代(いま)のこと。

手を使い文章や、絵を書かなくなった。
サイコロやトランプも使わなくなった。

足を運び、目で見て物を選んで買わなくなった。

その結果文字を忘れ、人とふれあうことを忘れ、歩くことさえも億劫になる。

便利な時代だ。

お金を、出せばなんでも手に入る。
半世紀前までは、自分で作れないものを金で買っていた。そのような生活だったのに。金ってそういうものだったと思う。



この頃思うこと。

必要のないものは買うのはやめよう。
少し不自由な生活をしてもいいじゃ
て、生きていこう。
なにも使わなくなると、どんどん退化する。そう思う。

高校時代の友人の話。
先日、東京に職探しに行っていた友人が札幌で仕事が見つかり帰札したので、会って飲んだ。

また、その席で静岡にいる友人にも電話で話をした。

電話での話すのも久しぶりなのに、そんな気がしない。声はあの頃とまったく変わっていない。

目の前にいる札幌の友人とも近くなのに、会う機会は少なくなった。

この歳になると、誰でもいろいろ悩みはある。

僕はその2人に対し、出来ることは限られている。
でも、この2人から目に見えなくても、もらえるものもある。

いくつになっても前をみて歩いていこう。


いつか、あの頃みたいに焼酎の一升瓶と缶詰めで、飲み明かしたいね。


じゃあ、またね。